勝ち試合で清宮(早実)に敬遠を仕掛けた監督の思惑は?

2016年のセンバツから3期連続で甲子園に出場し、いずれの大会もベスト4に進出している熊本/秀岳館高校の鍛治舎巧(かじしゃ たくみ)監督。

鍛治舎監督のある采配が高校野球ファンの間でひんしゅくを買っています。


5月14日、熊本で行われた野球大会で早稲田実業と対戦した秀岳館。9回までに5対1とリードしており、9回の早稲田実業の攻撃も2アウトランナーなしという勝利目前の状況でした。
そのような状況で、秀岳館は2番打者との対戦を避け、清宮幸太郎との対決を選びました。
勝利にこだわるなら、高校通算93本塁打の清宮より2番打者と勝負したほうが良い場面で、鍛治舎監督は伝令を送ってまで敬遠を指示したのです。

そんな"パフォーマンス"に取れる指示に清宮は憮然とした表情で打席に入り、わざわざ相手捕手に「ベンチの指示?」と聞いたと言います。


これまでも鍛治舎監督はなにかと物議を醸す言動を繰り返しています。

鍛治舎監督自身にとって初めての甲子園だった
2016年春のセンバツでは、初戦の花咲徳栄(埼玉)戦で「サイン盗み」疑惑が勃発。
2塁走者が投手の投げるコースや球種を打者に伝えているのではないかと球審に指摘されたのです。

しかも、勝利後お立ち台に上がった鍛治舎監督は、「選手には紛らわしいことをやってはダメと言っていたので残念に思う」とずいぶん他人事のコメントをしています。




もともと秀学館の監督に就任するにあたっては自身が率いた大阪の中学硬式野球「枚方ボーイズ」の選手を熊本に総動員。就任から僅か2年で甲子園に出場しています。

しかし、3期連続ベスト4の実績がありながら、地元での支持は上がっていません。

"打撃の神様"の異名を取った川上哲治を生んだ熊本は高校野球が盛んな土地であるため、県外出身者で占められる修学館に対する風当たりは強いのです。
熊本工業などの地元の強豪校と対戦する際には「大阪に帰れ!」と言った野次が飛んでいると監督自身が明かしたこともあります。


さらに2017年の選抜前には自身の解任騒動までおきました。
NHKの甲子園解説を務めていたときは、明瞭な解説で人気のあった鍛治舎監督ですが、早実との試合後のインタビューでは「夏に甲子園で対戦するかもしれないので…」と、投手に経験を積ませるための策だったと説明しました。

しかし、この説明は歯切れが悪く、高校野球ファンのひんしゅくさらに買うだけでした。

*引用元-週刊ポスト2017年6月2日号
Date: 2017.05.31
Category: 高校野球
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プロ野球史上初の”4割バッター”誕生なるか②

~前回の続き~


これから近藤選手が4割をキープするようであればメディアにますます注目され、プレッシャーに繋がります。
元阪神・バースさんが打率.389を記録した1986年は、"猛虎打線"の爆発で21年ぶりに阪神が優勝したシーズンの翌年でした。

当時、阪神の打撃コーチを務めていた竹之内雅史さんは、4割に限りなく近づけた背景に「打率単体ではそれほど注目されて
いなかった」ことを挙げています。

「3割5分0厘だった1985年は王貞治さんの本塁打55本を抜くかどうかが注目されていたし、
歴代最高打率を記録した1986年は2年連続三冠王を達成できるかで騒がれていた」ということです。


打率以外に注目される記録が無い場合、近藤選手はバースさん以上の注目の中での4割を狙う必要があるのです。


メジャーに移籍する前年の2000年に、イチロー選手は79試合目に打率4割に届きましたが、
シーズン終了時は.387に終わりました。イチローとともに振り子打法を生み出し、"イチローの育ての親"と
呼ばれる元オリックス二軍打撃コーチの川村健一郎さんは次のように話しています。

「1番、2番を打つバッターは安打数が増えるが、そのぶん打数も増える。シーズン後半になると疲れもでるし、
相手投手も研究してくる。イチローのような打撃センスも足もある選手でも4割を維持することはできなかった。
もし勝利を度外視して4割を狙わせるなら、8番、9番を打たせていますね。ヒットを打ったらベンチに下げて休ませる。
そうすれば4割をキープできたかもしれない。
しかし、やはりチームが勝つことが最優先されることが野球です。監督としてもイチローのような打者を下位打線には
置けないし、ファンも黙っていないですからね。」

それは今季の近藤選手にしても同様でしょう。それでは4割達成のためにはどうしたらいいのでしょうか?


先述の河村さんは"スランプ対策"が重要と強調します。

「イチローはシーズンを通してスランプがなかった。好調なときほどたくさん練習するイチローは、好調な時をよく
覚えているんです。悪いところを忘れて良いところだけを思い出していた。近藤も良い素質を持っているんだから、
そうしてスランプをできるだけ短くしていければいい。」


5月当初は下降気味だった打率は中旬以降、再び上昇しています。
今の時期の手応えをどれだけ覚えていられるかということでしょう。

また、
近藤選手自身はテレビのインタビューで次のように意識していることを語っています。

 ①2ストライクアプローチ
  ~追い込まれた後、ファールで粘る。失投を狙い簡単に打ち取られないようにしている

 ②タイミング
  ~右足を付くのを我慢し、より長くタイミングを取りボールを見極めている


プロ入り後、5年間で打率が3割を超えたのは2015年の1年だけですが、チャンスは大いにあります。
壁を乗り越えられなかった先人たち、プロ野球ファンの期待する結果になるよう今後とも注目したいですね。

*引用元-週刊ポスト2017年6月2日号
Date: 2017.05.30
Category: 野球
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プロ野球史上初の”4割バッター”誕生なるか①

プロ野球の長い歴史の中で、数々の名選手が超えることのできなかった「壁」に
今シーズンは新たな挑戦者がいます。
「壁」に挑むもあと一歩で涙した名選手たちに話から、達成へのカギを探します。


シーズンの4分の1が終了している中、北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手
打率4割台をキープ
しています。
大谷翔平選手や中島卓也選手などの主力が離脱し、チームが4位と低迷する中、近藤選手は好調を維持しています。
開幕から24試合連続出塁を記録し、5月28日の時点で打率.414です。


日本球界の歴代最高打率は1986年に元阪神・バースさんが記録した、.389で、2位はオリックス時代のイチロー選手が
2000年に記録した、.387です。4割をキープし続けた最長記録は元巨人・クロマティさんが持つ96試合(1989年)です。

名だたる選手達ですら超えられなかった壁に挑んでいるのです。


もともと捕手として横浜高校からドラフト4位で入団した近藤選手ですが、
外野の守備もこなし、今シーズンは3番DHで起用されることが多くなっています。

ロッテと西武でプレーし、通算2,081安打を放った山崎裕之さんは近藤選手の打撃技術を次のように高く評価しています。

「タイミングの取り方がすごくうまい。体重も早くからちゃんと軸になる左足に乗っているので、
インコースの難しい球でもレフト方向に打つことができる。2年前、インローのまず打てない球を
レフトのポール際に放り込んだのを見たときは驚きました。
日本人で初めて4割を打てるバッターが出てきたなと思いますね。」


現役時代に走攻守と揃った名選手として"南海ホークスの顔"だった広瀬叔功さんは、
1964年に89試合目まで4割をキープした実績があります。1989年にクロマティさんに
抜かれるまでの最長記録でした。
シーズン終了まで維持できなかった理由を広瀬氏が当時を振り返って次のように話しています。

「あの年は、A級10年選手(同一球団で10年以上プレーした選手にボーナス受給権か自由移籍権を
与える制度)を取得する年で、ボーナスを手にしてやろうとシーズン前から猛練習をしたんです。
後にも先にもあれほど練習したことはない。
だから開幕直後から絶好調だった。ところが、慣れないことをしたので、手首に疲労がたまっていたのでしょう。
8月に尾崎行雄(東映フライヤーズ)のストレートを打ち返し二塁打を打ったときに、手首を痛めてしまった。
マスコミが"4割バッター"と騒ぐので、痛み止めの処置をしてもらいながら無理をして打席に立ちました。
『故障しなかったら・・・』とよく言われますが、野球に"たられば"はないんです。
そういう意味でも、4割を達成できなかったのは実力です。」

当時はチームも優勝争いをしていて、治療に専念もできませんでした。
日本ハムがシーズン後半にどの順位にいるかも近藤選手の打率を左右しそうです。


1980年、ヤクルトの若松勉とともに4割に迫る勢いで熾烈な首位打者争いを演じた末、
2度目のタイトルを獲得した谷沢健一さんはこう語ります。

「梅雨の乗り切りが大事だと思います。バットに湿り気が出るから交換に気を配るし、体調管理も大変。
私自身もアキレス腱の故障から復帰したシーズンだったので、特に梅雨がきつかった。反対にピッチャーが
へばってくるのが夏場です。夏に固め打ちをして稼がないと、打率は上がってきませんよ。あの年は私が
上げたのではなく、3割8分~3割9分で突っ走っていた若松が夏に故障して打率が落ちできたから私が逆転出来たんです。」

日ハムの本拠地/札幌には梅雨がありません。球場もドームで屋内です。これは近藤選手にとっては
大きな追い風かもしれません。

>>>②へ続く
Date: 2017.05.29
Category: 野球
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イ・ボミに異変!「絶不調」の原因は自分を○○にする選手のせい!?

「韓国ツアー美人代表シネちゃんと日本ツアー美人代表久美ちゃんと。(中略)私は完全にイカ」


日本国内ツアー終了後、インスタグラムにこう投稿したのは2年連続賞金女王のイ・ボミ選手


同大会の最終日、イ・ボミ選手は韓国のセクシークイーンと呼ばれるアン・シネ選手と、
日本を代表するスレンダー美人ゴルファー・金田久美選手と同じ組でプレーしました。


韓国では、美男美女の横に居て引き立て役になること「イカになる」と言うそうです。


彼女が自虐的なコメントを投稿したのも、成績不振の影響があるのでしょう。


今シーズンのイ・ボミ選手はゴルフでも”イカ”になってしまっています。
Date: 2017.05.27
Category: ゴルフ
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人気力士の細かすぎる「ルーティン」

稀勢の里が今場所を休場してしまいました。
残念ですが、左腕などのケガが原因ということで
しっかりと治療をしてもらい次の場所を期待したいですね。

さて、今日は力士達の「ルーティン」についてのお話。

勝負前の緊迫した土俵上で力士たちが見せる独特の動き(所作)。
その所作について知ることで相撲通にまた一歩近づくことができます。


長い歴史を持つ大相撲には神事としての側面が色濃く残っているため、
土俵上の動きにも様々な意味があります。

例えば四股は地下の邪鬼を踏みつけて遠ざける祓いの清めの作法であり、
力士が水(力水)をつけて土俵にあがったり、土俵に塩を巻くのは水や塩で穢れを落とす意味があります。

力士の中にはそうした所作の中に独自の「ルーティン」を取り入れている力士もいます。
そのことを嘆かわしいと見ている関係者がいる一方で、ファンは力士の個性として喜んでいるのも事実です。


有名なのは、関脇・琴奨菊が見せる「琴バウアー」です。

塩をつかんで土俵の中央に向き直ったところで上半身を大きくのけぞらせる動きが、
フィギュアスケートのイナバウアーという技に似ていることからその名が付けられています。

琴奨菊は初めて大関獲りに挑戦した2011年名古屋場所で終盤に連敗してしまいました。
その時にプロ野球・イチロー選手の本を読んでルーティンの必要性を知り、
自らあのルーティンを考え出したそうです。

ルーティンを取り入れた翌場所に大関に昇進し、以来ずっと続けています。

また、元関脇・琴勇輝は立会直前に右手を口に当てて「ホウオッ!」と
声を上げていました。
横綱・白鵬から「犬じゃないんだから」と注意を受けた以降も続けていましたが、
審判部より”目に余る”と注意され止めざるを得なくなりました。
現在は塩を取りに行く際に両手首をぐるぐる回す仕草をするように変わっています。


ルーティンの他、相撲界では験(ゲン)を担ぐこともよくあります。
勝ちっ放しの間はヒゲを剃らない」が有名ですね。

前頭・宇良は塩取りに行く前に取り口をイメージし右手を細かく動かすルーティンを
取り入れています。
加えて、取組後の囲み取材は必ず支度部屋の外の通路で行うというゲンを担いでいます。
当初は他の力士への配慮から取材場所を通路にしていたそうですが、好調が続くのでゲン担ぎとしてこだわっているのです。



ルーティンにしてもゲン担ぎにしてもどこまでが許容されるのか線引きは微妙ですが、
知れば知るほど相撲を観る楽しみが増えますね。


*引用元ー週刊ポスト2017年6月2日号
Date: 2017.05.26
Category: 相撲
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Author:フラン
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